躾と教育

先日、私の牧場に来た青年がメモ書きの時、左手にペンを持って書いていた。少し書き苦しそうだ。本人は苦にしていないが。私の弟は左利きだが、子供の頃に母は「筆と箸」は右手でと厳しく強制的に指導した。故に弟は「筆と箸」は右利きだが、それ以外は全て左利きである。稲刈作業では鎌の刃を反対にソリ曲げて使っていた。

社会生活は全て右社会に出来ている。何事も練習次第で右でも左でも十分に克服できる。私は30才ごろに台秤を運ぶ時に石段ですべって右手の小指を骨折し「く」の時に曲がってしまった。そのころ1日平均2頭の乳牛や和牛の人工授精業務に携わり、各畜産農家を廻っていた。授精技術として直腸膣法と云う方法で行っていた。私は右利きなので牛の直腸に右手を入れて子宮頸管を握り、膣から入れた精液注入管を誘導して子宮内に注入する方法で行っていた。右手小指の骨折のため、左手で実施した。大変やりにくかったが、回数が増すに従って難なく行う事が出来る様になり、今も左手の直腸膣法で行っている。右手ではやりにくくなってしまった。

母の弟への躾や、私自身の経験から「躾」や「教育」はある程度は強制的でなければならないと思っている。


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