やっぱり嬉しい

先日、農業新聞の記事で49歳以下の新規就農者が3年連続で2万人超と出ていた。また、とき同じく週刊誌には写真紹介で「ニッポンの『新』農業男子」として写真記事で、野菜・果樹・畜産に取り組む14名の30歳代の若手農家の紹介が出ていた。農業一筋で生活して来た私は密かに静かに喜びを噛み締めている。

改めて私の住む地区で農業を専業として生きる農家を数えてみた。地区の農家集落12区内で、大型園芸ハウス農家3戸(内1戸は水耕栽培)、稲作では80ha以上の農家3戸、稲作と園芸農家1戸、集落営農1組織、また中規模で稲作と園芸に取り組む3戸、そして私の稲作と酪農1戸、計個人11戸(内法人組織3戸)集落組織1である。改めて数えてみて驚くと共に、嬉しさがこみ上げてくる。私が最年長者である。20数年前に私にY君が「名津井先輩が農業一筋で生活している姿を見て、自分も農業に取り組む勇気と活力をもらっている」と言って、いつの間にか私を乗り越えて大型農業経営をしている。やっぱり私は嬉しい。

私の集落で私と同じ姓の35歳の若手農家が、今春大型ハウス8棟を建て園芸栽培をスタートした。土地は私が耕作していた40aの集落の1等地の水田を提供した。成功を祈ると共に、やっぱり私は嬉しい。

「力耕不吾欺」(力耕吾を欺かず ※1) 畑仕事を力いっぱいやって欺かれる事は無いと云う中国の田園詩人、陶淵明(トウエンメイ)の一節である。生涯を農業に生きようとして今日まで歩んできた私は、やっぱり嬉しい。

※1 りきこうわれをあざむかず

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