家族力

今春の地方選挙で私はI候補を応援した。スローガンの一つに「家族力」を掲げていた。今夏、私の農場に八年間勤務してくれたN君が結婚と同時に退職して他県の大型畜産農場に就職する事となった。現在、私の農場は水稲7ha、乳牛28頭と、他に農産物直売所を経営している。N君が抜けた事で労力的に大きな打撃であった。一番忙しい秋の水稲収穫作業は家族4人で無事に終えることが出来た。力仕事は孫が黙って仕上げてくれる。この時、初めて「家族力」の偉大な力に気付かされた。「家族力」とは、どんな困難をも乗り越えられるものと確信した。

最近、日本農業界で時折「家族農業」と云う言葉や活字を見聞する。城の石垣を眺めれば分かるが、大きな石と石の間には中小の石が組み込まれ石垣が形成されている。大きな石が大型農業ならば、中小の石は、中、小型の家族農業を表している。盤石の日本農業とは、大型農業の推進とともに中、小的な家族農業にも「光」をあてるべきと思う。「家族力」とは無限の力である。


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