ファームサルートからのお知らせ

ファームサルートからのお知らせ

私は酪農歴61年になる。毎朝、牛舎に入ると全乳牛の餌喰いの状態を見る。次に糞の状態を見る。体調の悪い乳牛は体温を測り、自分で治療する。時には獣医さんを呼ぶ。それが私の1日のスタートだ。体調の悪い乳牛に乳酸発酵をした、WCS(稲発酵飼料)を与えると好んで食べる。それを見て私は意識的に健康増進のためヨーグルト等を食している。

私の食生活の基は米、野菜を中心とした日本食、そして西洋食の優れた牛乳、卵、肉を加える事。そしてもう一つ乳酸菌食を加える事と思う。我家では梅干、漬物、味噌は自家製である。ある先生は、福井県は気候的に発酵食品作りに適していると言われた。私は毎年2月の農閑期に1泊2日の人間ドックに入る。数年間のデータを示されながら注意点を指示してくれる。看護師さんから「何時も元気ですねぇ」と言われ、もう1人の看護師さんは「うらやましいわ」と言ってくれる。栄養指導の看護師さんも細かな指導をしながら「このまま続けて下さい」と言われた。

私は現在86歳、あと4ヶ月で87歳になる。年中無休で朝5時起床、6時から8時まで乳牛の搾乳作業だ。3月から11月までは9haの水稲作業が待っている。いつまで続けられるか楽しみにしている。「楽しみは、健康で仕事が出来ること」